2014年のホンダ

ホンダは2013年あたりから注目を浴びるような新型モデルを続々と発売しているのですが、2014年に渡って、少し雲行きが悪くなってきています。

フィット・ハイブリッド特に新しいタイプのハイブリッドシステムを搭載した2つのモデル、大人気コンパクトカーであるフィット・ハイブリッドと、小型クロスオーバーSUVのヴェゼルではリコールなど重大な不具合を抱える車となってしまいました。
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この2台に共通していえることは、ドライブトレーンに「SPORT HYBRID i-DCD」というシステムを搭載していることです。

これは通常のハイブリッドシステムとホンダが新しく開発したツインクラッチ式オートマチックトランスミッションを統合したもので、通常のトルクコンバーター式ATよりも素早いシフトチェンジとロスが極めて少ないパワー伝達を行うことができるものです。

ヴェゼルどうやら両社ともこのツインクラッチトランスミッションに不具合があるらしく、ヴェゼルでは初めてのリコール、フィット・ハイブリッドでは4回目のリコールとなっています。

フィット・ハイブリッドの場合は最初のリコールは全てこのトランスミッションのギヤのかみ合わせが悪く、シフトチェンジされなかったり、1速に入らないなどの危険性があるということで、トランスミッションの制御プログラムを変更したり、制御システムのパーツを交換したりしたのですが、それを行っても改善されないなどの声があり、同じようなパターンで3回もリコールを繰り返しているのです。

そして4回目、またしてもトランスミッションのトラブルかと思いましたが、ホンダが言うには今度はエンジン制御のECUに不具合があるということらしいのです。

しかし、詳しい内容を見てみると今回もどうやらトランスミッション周りの不具合らしく、結局は同じ部分に4回のリコールがあったということになるのです。

ヴェゼルの場合は発売時期の関係で最初のリコールはまだ発売前だったので関係なのですが、フィット・ハイブリッドでいうところの4回目のリコールは「ビンゴ」で、同様のリコールとなったのです。

実はこうなる前からホンダの動きが少しおかしくなっているのです。

2013年の12月にヴェゼルが発売されて以来、一度も新しいモデルが発売されていないのです。

それまで軽自動車のNシリーズに新型ビートが追加されるとか、NSXの新しいモデルが登場するなどという噂があったのですが、そういった情報も全くないですし、動きすら感じないのです。

ホンダにしてみればフィット・ハイブリッドやヴェゼルの搭載されているi-DCDにはかなり期待をしており、ヴェゼル以降の新型モデルにも搭載するはずだったのですが、このリコール続きで構造的な欠陥があることを察知したのか分かりませんが、そのことだけでいっぱいいっぱいなのかもしれません。

しかし、モデルサイクルから見てもそろそろフルモデルチェンジが行われる時期であるモデルもありますし、復活する車種もあるそうですので、そういったところで頑張ってもらいたいものです。